- 副業禁止の公務員は積立nisaをしてもいいのか?
- 公務員が積立nisaをした運用実績
- 公務員が積立nisaを始める方法
せっかく公務員になったけど、将来に対して漠然とした不安がある。
こんな公務員は多いんではないでしょうか。
公務員になって初めて、その給料の低さや昇給率の悪さ、ボーナスや退職金のカットなどなど、今の公務員は昔ほど恵まれていないことに気づくからですね。
だからこそ、公務員も将来に備えて自らの力で資産を築いていく必要があります。
その第一歩として人気なのが「積立nisa」。
ただ、積立nisaを始めようと思っても、色々と不安なことが多いと思います。
そこで、公務員として積立nisaを始めた経験を基に、実際の運用実績なども示しながら、「公務員と積立nisa」について詳しく解説します。
投資開始時期 | 2021年5月 |
毎月の投資額 | 2万円 |
トータル投資額 | 258,000円 |
評価額 | 271,388円 |
評価損益 | +13,388円 |
銀行に預けているだけでは一切増えません。
ですが、毎月2万円投資していくだけで、徐々に資産が増加していきます。
もちろん、積立NISAは投資なので公務員がしてもOK。
早ければ早いほど積立額が増えていくので、思い立った今がそのときです。
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副業禁止の公務員は積み立てnisaをしてもOK?
公務員は副業禁止。
だけど、この「副業」の概念って曖昧ですよね。
なので、積立nisaも禁止なのではないかと思う人も多いかと思います。
ただ、結論から言うと、公務員は積立nisaをしても大丈夫。副業にはあたりません。
簡単に解説します。
公務員が副業をしてはいけない理由
公務員の副業禁止については、国家公務員法と地方公務員法に規定されています。
(私企業からの隔離)
第百三条 職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
(他の事業又は事務の関与制限)
第百四条 職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。
(営利企業への従事等の制限)
第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。ただし、非常勤職員(短時間勤務の職を占める職員及び第二十二条の二第一項第二号に掲げる職員を除く。)については、この限りでない。
(以下省略)
上記法律に規定を要約すると、公務員が禁止されている副業とは次の3つになります。
- 営利企業の役員等を兼ねること
- 自ら営利企業を営むこと
- 報酬を得て、事業や事務を行うこと
要は自分で営利活動をしてはいけないし、雇ってもらってお金をもらってはいけないということですね。
そして、このように規定される背景には、公務員には次の3つの原則があるからです。
- 信用失墜行為の禁止
- 守秘義務
- 職務専念義務
新採用研修で習ったかなと思います。
信用を失墜させるような行為をしてはならず、守秘義務を守って、職務に専念しなさいってことですね。
公務員は「全体の奉仕者」として公務に従事しています。
そのため、この3つの原則を破ってはいけないということで副業が禁止されています。
投資は公務員の副業にはならならい
じゃあ、公務員は投資もダメなのかな?
結論としては、公務員は投資を行うことが可能です。
なぜなら、上で紹介した公務員の「副業」の定義に含まれないからですね。
役員になるわけでもなく、営利企業を営んでいるわけでもなく、報酬を得て仕事をしているわけでもありません。
公務員の投資はオッケーだと世間に認知されているので、公務員への投資商品の勧誘は結構あります。
実際、私が公務員として働いているときには、仕事中に勧誘の電話がありましたよ。
一番多かったのは「公務員なら不動産投資に興味はありませんか?」という電話。
公務員は投資をしてもいいから営業電話をかけてくるというわけです。
世間的にも公務員は投資をしてもいいと認知されているってことですね。
積立nisaも投資の一種なので問題はない
積立nisaとは、長期的な積立投資を支援する制度。
一般的にイメージできる株式投資などとは、年間の投資上限額や投資商品などで違いがありますが、積立nisaもれっきとした投資なんです。
簡単に言えば、投資という大きな制度の中の一つって感じですね。
ですので、副業禁止の公務員であっても積立nisaをしても大丈夫なんです。
【ブログで運用実績公開】公務員が積立nisaをした結果
積立nisaがおすすめなのはわかったけど、公務員が積立nisaをすると資産はどのように増えるの?
こんな感じで、積立nisaの運用実績を知りたいですよね。
そこで、公務員である妻の積立nisa運用実績を紹介します。
運用商品や投資額
【運用年数】
1年3か月
【投資商品】
全米株式
e-MAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
【月々の積立額】
20,000円
最初は、8,000円から始め、10,000円、20,000円と投資額を増やしました。
選んだ投資信託は株式です。
理由としては、株は今後必ず成長していくと思っているからです。
もちろん下がったりすることもあるでしょうが、今後100年以内に没落することはないとふんでいます。
このことは、米国株が直近100年の歴史で証明しています。
ただ、日本は投資対象外です。
少子高齢化が著しく進んでいますし、産業の衰退も著しいからですね。
日本には伸び代がないと判断し、投資対象から外しています。
米国株も全世界株に投資するのはどっち付かずで良くないのですが、選び切れない性格なので、今のところは両方に投資しています。
運用実績
運用実績は次の通りです。
投資元本 | 積立nisa 資産 | トータル リターン | |
1か月目 | 8,000円 | 8,107円 | 107円 |
2か月目 | 18,000円 | 18,626円 | 626円 |
3か月目 | 28,000円 | 28,761円 | 761円 |
4カ月目 | 38,000円 | 39,826円 | 1,826円 |
5カ月目 | 58,000円 | 58,604円 | 604円 |
6カ月目 | 78,000円 | 84,312円 | 6,312円 |
7カ月目 | 98,000円 | 104,279円 | 6,279円 |
8カ月目 | 118,000円 | 129,324円 | 11,324円 |
9か月目 | 138,000円 | 138,023円 | 23円 |
10カ月目 | 158,000 | 156,902 | ー1,098円 |
11か月目 | 178,000 | 195,836円 | 17,836円 |
12カ月目 | 198,000円 | 206,457円 | 8,457円 |
13か月目 | 218,000円 | 224,661円 | 6,661円 |
14か月目 | 238,000円 | 239,590円 | 1,590円 |
15か月目 | 258,000円 | 271,388円 | 13,388円 |
16か月目 | 278,000円 | 297,145円 | 19,145円 |
まだまだ始めて間もないですが、徐々に資産が増えていってますよね。
もちろん下がるときもありますが、地道に頑張っています。
そう考えると、積立nisaを始めてよかったと思います。
公務員が積み立てnisaを始める方法
積立nisaを始める方法はいたって簡単です。
次の2つのステップで始められます。
- 証券会社を選ぶ
- 積立投資する商品を選ぶ
意外と簡単に始めることができます。
新たなことに始めるには勇気が必要で億劫になりますが、簡単に始められるので、思い立った今からすぐに始めてみてはどうでしょうか。
将来のために今行動しませんか?
【参考】
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公務員の私が積立nisaを始めた理由
副業禁止の公務員でも積立nisaは出来ます。
だけど、口座開設が面倒だったりしてなかなか踏み出せませんよね。
私もそうでした。
それなのになぜ公務員として積立nisaを始めたのか。
そのきっかけについて、簡単に紹介します。
公務員の給料の低さに対する不安
公務員の給料って低くないですか?
公務員の給料は民間の平均から算出されているので、世間的には平均的な給料。
なので、それを低いと感じるのは贅沢なのかもしれません。
でも、仕事の労力に見合わないんですよね。
国家公務員と地方公務員の両方を経験しましたが、特に地方公務員の方が低くくてわりに合わないと思います。
かといって、副業をすることも禁止されている公務員。
この八方ふさがりの状態を脱する唯一の方法が投資なんです。
つまり、「お金には働いてもらう」ってことです。
特に、少額から始められる積立nisaは給料が少ない公務員でも無理なく始められるので、やってみようと思いました。
年金など将来に対する漠然とした不安
積立nisaに興味を持ったもう一つの理由は、将来に対する漠然とした不安感です。
公務員の給料は削減の対象とされ、退職金も昔よりはかなり少なくなっていると言われていますよね。
また、年金も受給開始の年齢がどんどん遅くなっています。
公務員は批判の対象となりつつも、世の中の制度は改悪されていく一方なんですよね。
今後少子高齢化が確実に進んでいく日本において、公務員の待遇が良くなっていくこともないですし、現役世代が恩恵を受けられる世の中になることも考えられません。
国がiDeCoや積立nisaなどの制度を作ったのは、「老後の資金は自分で用意しろ」という意味合いが強いことからも、将来の先行きが決して明るくないことがわかりますよね。
こういった将来に対する漠然とした不安を解消するには、何か行動を起こすしかありません。
その行動の一つが「積立nisa」だったというわけですね。
積立nisaは投資初心者でもおすすめ
上記のように、公務員として働くにつれて、お金に対する不安は膨れ上がってくる人が多いのではないでしょうか。
そんな漠然とした不安を解消するのに考えられるのが「投資」。
副業が禁止されている公務員だからこそ、自分が働くのではなく、お金に働いてもらうってわけです。
お金がお金を増やし、資産を増やしていくことが、将来の不安の解消につながります。
そして、中でも積立nisaはこれから投資を始めたいと考える公務員におすすめなんです。
というのも、次の特徴があるからですね。
- 少額で始められる
- 積立方式なので売買タイミングで迷うことなし
- 金融庁が審査した投資商品なので安心
積立nisaは運用益が非課税になることで有名ですよね。
それ以外にも、積立nisaは少額で始められて、毎月積み立てていくだけなので、投資初心者でも気軽に投資を始めることができます。
さらに、投資商品は金融庁が定めた基準をクリアしたものなので、他の投資と比べて安心しては始められるメリットもあります。
まとめ:将来に不安な公務員は積立nisaから始めてみる!
積立nisaは少額から始められて、毎月積み立てるだけ。
なので、投資初心者でも簡単に資産を増やしていくことができます。
積立投資で大事なのは時間です。
今この悩んでいる時間もお金に働いてもらった方がいいですよね。
将来に対する漠然とした不安があるなら、ぜひ気軽に簡単に始められる積立nisaを始めてみてはどうでしょうか。
積立NISAと同時に始めてほしいのが「仮想通貨」。
怪しいと思う人も多いのですが、実は仮想通貨を学んだ人ほど投資熱心になります。
資金に余力のある公務員は「ガチホ」がかなりおすすめです。
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